金持ちくんと貧乏ちゃん





シャー、とカーテンは再び閉められ手に持たされたワンピに目を向けた。




「…だから、全部可愛すぎるってば…」


「どうですか〜?」




また勝手にカーテンを開けられ、振り返ると店員さんが私を見つめて固まっていた。


や、やっぱり似合ってないんじゃ…。




「に、似合ってない…ですよね」


「まさか!!」




え?


店員さんは目をキラキラと輝かせて私の手を掴んで来た。




「まさに天使でしょ!!こんなに可愛い子滅多にいないですよ!!!!」


「え、いや…あの……」




天使って誰だ。




「さっ、次はメイクとヘアーやりましょう!!!!」