金持ちくんと貧乏ちゃん





「安心しろ。身長は伸びなくても胸は俺がどうにかしてやるよ」


「へ…?」




どうやって…?と首を傾げると先輩はニヤリと笑って「今やってほしいか?」と言って私に触れようとした。


そこで先輩の言っている意味を理解し、顔が一気に熱を帯びた。




「け、けけけ結構です…!!!」


「そう遠慮すんなよ」


「してないです……!!」




ジリジリと詰め寄って来る先輩に、私はとうとう逃げ場を失ってしまった。


こっ、このソファーこんなに短かったかな…!?




「もう逃げ場はねえぞ?」


「…っ、お、大きくなくていいです…!このままでいいです!」


「まあ、そう焦んな」




そう言ってぐいっと腕引っ張られ、ソファーに押し倒される。