流生先輩のその言葉に私は「はぁ?」と首を傾げた。
リスみたいって…私が?
「ちっせえ口にどんだけおかず入れこむんだよ」
「ちっ!?小さくないです!!」
私さっきから流生先輩におちょくられてるような気がしてならないんですけど!!
するとぷにっと頬抓られてドキッと心臓が大きく跳ねた。
あああ…流生先輩に触れられるたびにドキドキして、私心臓持たない…。
「お前ほっぺぷにぷにだな」
「……それは遠回しに私が太ってると?」
前言撤回します。ドキドキなんてしません。ときめきません。
今の一言で全部パァですよ、パァ!!
「誰もそんなこと言ってねえだろ」
「言ってるんですよ!遠回しに!!」

