何度も角度を変えてキスしてくるから、そろそろ酸素不足で…。
「せんぱ…っ、くるしい……っ」
そう、口を開いた瞬間にぬるっとしたものが口の中に入ってきた。
「んんっ…!」
その正体は先輩の舌で…、驚いて目を開けると先輩は目を細めて私を見つめていた。
目…!目が合った……!!
思わずぎゅっと目を閉じると、今まで肩に添えていた先輩の手が腰と後頭部に回りがっちりとホールドされた。
…まだ続くの!?そろそろ本気で息が苦しいんですが……!!
「んっ、ふ…っ」
トントンと軽く先輩の胸板を叩くとわざとちゅっと音を立てて離れた。
くっ、苦しかった……!!
「せんぱい…!」

