「先輩のことが、すき…です…!」
さっきよりも大きな声で、はっきりと言うとクスッと笑う声が聞こえた。
「知ってるよ」
「えっ!?」
先輩の言葉に驚いてバッと顔を上げると、目の前には流生先輩の綺麗な顔があって唇には柔らかいものが触れていた。
キスされている、と気づくのに数秒はかかった。
ゆっくり離れて行く流生先輩の瞳に、私の呆ける顔が写っていた。
「ぷっ、マヌケ面」
「まぬけっ…!?だって先輩が…!」
「俺が?」
「〜〜っ!」
ニヤッと意地悪な笑みを浮かべると、私の顎を掴んで持ち上げた。
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