金持ちくんと貧乏ちゃん




「かーれん、順位見て来たよ」




玲菜にこそっと耳打ちされ、彼女の方を向くと嬉しそうに笑っていたからなんとなく、結果がわかった。




「やっぱり樺恋が1番だったよ」


「…玲菜は2番?」


「そ!福のある2番!」




2番になんの福があるの…。


でもまあ…本人が喜んでみたいだからいいけど…。




「はい、とゆーことで」




パンパン、と手を叩いて視線を自分の方に集める輝先輩。


その顔はすごく楽しそうで、思わずため息が出そうになった。


何がはじまるんだろう…。




「オレらからご褒美を貰える人は1位の桜 樺恋さん。それから2位は水城 玲菜さんに決まりですね」




周りにいる女の子たちは納得のいかない顔で私と玲菜を睨んでくる。