憂鬱 Everyday

  
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昼間といえども路地裏はひっそりとしていて薄暗い。
ケータイの懐中電灯アプリを起動して、その細い明かりを頼りに手帳を探す。


朝、塾に遅れそうで…。
近道でこの路地裏を通った時に、けっつまずいてバッグの中身をぶちまけたからこのあたりで落としたのは確かなんだろうけど…。


「ないなぁ…」


と、地面ばかり見ていた私の耳に罵声が聞こえてきた。




「あ゛ぁっ!? 舐めてんのかテメェ!?」


その声にビクリと肩が竦んで壁に背中をくっつけた。