カツカツ 教室には先生が黒板に数字を書く音が響いている あと少しで授業も終わり帰れる と、授業には全く関係ない事を考えている俺、上城雄和(かみじょうゆうわ)は欠伸を噛み締めていた この時の俺はいつもと同じように退屈で平凡な1日が何事もなく終わると思っていた