「今日はもう遅いからここまで、だな。
後は電化製品とか、洗剤なんかの細々した物も揃えないと」


さすがにグッタリした様子で
食べたばかりなのにゴロゴロしだす崇人。


「私も~」


その隣に転がると

グィーと引き寄せられ
腕枕をしてくれる
男らしい、その腕に


キュン。


私の胸が鳴る。


中学の時テニスをする崇人を眺めながら
何度この腕を素敵だと思ったことか。。。

そして
その腕が今は・・・私専用だ。


「香奈・・・」