気付いた時は・・・ 糊の利いた白いシーツの 狭いベットに寝かされていた。 「どう?起きれる?」 さっきの看護士さんが 脈をはかっている。 「・・・・・・??」 「全然、気付いてなかったのね。 あなた診察の途中で気を失ったのよ。 さっきの先生の話し思い出せる?」 ――――先生の話し? ――――妊娠がどうとか? ――――あれって私の事だったの? ――――夢じゃ、、、なかったんだ