極上-甘すぎ彼 Ⅱ



私達は教室に戻るなり

生徒はひゅーひゅーといってるし
私は赤くなりながら冬真くんの後ろに隠れた。






冬真くんは優しく微笑んで

私の手をぎゅっ、って握ってくれた。














「藤堂ってさー、俺らのとき笑わないけど、綾瀬だったら笑うんだな。」


ある男子が言う。


「だなだな!てか、とーま笑った顔かっけぇー!」





なぜか男子は冬真くんの話をしていた。












私達は席につく。




顔を見ると

冬真くんは嬉しいのか
少し肌をほんのりピンクで染めていた。










それから時間は少し経ち

先生が入ってきた。





皆は先生を見るなりすぐ席についた。












「はい。皆さんおはよう!」



「「「「おはようございまーす」」」」




生徒はなぜ今日だけ挨拶が揃ったのだろうか?


不思議だな…。






いつもならバラバラなのに…。









「今日は転入生がきますよー。」


先生は元気な声で言う。



皆はワイワイと



あ…さっき揃ったのは怒られないためか…

いつも揃わなかったら先生怒って
時間なくなっちゃうもんね…












「時間はなくならねーぞ?」




急に右隣から声がしたと思ったら…



それは冬真くんだった。










「そ、そっか…」




びっくりしてしまって私は噛んでしまった。












「はぁーい!じゃ、今から来るから仲良くしてあげてねー☆」



先生…私達小学生じゃないんだから…













と思った時ーーー…










ーーーーー…ガラガラ







扉は静かに開く。