「んー…キスしよっか。」
「ふぇ…?!」
私はわけのわからない声をだしてしまう。
だって…
やっぱりいつもの冬真くんじゃない…
普通、キスしよっか。なんて言う??
私は流れのままでしかしたことないし
甘い雰囲気の時…
って今も甘いけど…
冬真くんのさっきのセリフ…
甘い甘い声が私の中でずっとこだましていた。
もう私の中にはあなたでしか溢れてないよ…。
「ほ、ほら!もう、戻ろう!」
私は焦りながら慌てて言った。
むーっと膨れっ面をみせる冬真くん。
「ほら、授業遅れるし…」
私はなんとかして言い訳をかんがえる
。
まぁ言い訳じゃなく正しい事を言っていたが…
「わかったよ。だけどまだしてないし…また後でな。二倍で」
なんで増えるのよーっっ
私はそう心の中で叫びながら
冬真くんと空き教室をでた。


