__________・・・・・・ 純白のドレスとベールに包まれおしとやかに座っている女性が1人。 「綺麗だよ、葵」 「当たり前でしょ。私を誰だと思ってんの?」 幾ら態度をおしとやかにしていても、性格は相変わらずだ。 「流石葵だ」 「まあね」 「ありがとう、葵」 「え、何が?」 キョトンとしている顔を見て何故か安心感が湧いてくる。 きっと何を言っているのか葵には分かっているんだろうな。 「私の方こそありがとう、樹」 「へ?」 まさかお礼を言われると思っていなかった俺は変な声が出た。