「へ?」
まさかの間抜けの返事に俺までも気が抜けてしまう。
「結婚・・・・・?」
「え、違うのか?」
「え、そうなの?」
まさか、葵の脳内に“結婚”という選択肢はなかったのか!?
てか、プロポーズ失敗・・・・・?
ヤベッ、無性に恥ずかしくなってきた・・・・・
「やっぱ今の無し」
「なんで~?私は嬉しかったよ?」
っていうか、まさかあんなにストレートに言って失敗するとか考えてなかった。
しかも嬉しかったって、絶対嘘だろ。
あんな間抜けな返事してたんだから。
「私ね、この家で一緒に暮らしてもいいって言われて嬉しかった。でもそれは同居だと思ってたから余計嬉しかったよ」
ギュッと上機嫌で抱きついてきた葵を見てどうでもよくなった。


