「でね、樹は何人位子供が欲しい?」
「へ?」
まさかの質問に間抜けな声が出た。
えーと・・・・・・
「病気の話とかじゃなくて?」
「違うよ」
そっか・・・・・・・
そっかそっか。
「葵は死なないんだな?」
「死なないよ。てか、なんで急にそんな話になった訳?」
「葵が深刻な顔をしてるから」
「勝手に誤解しないでよ」
「悪かった」
こちらを見て横になっている葵を抱きしめた。
「で、子供は欲しい?」
「そうだな、もう歳だしあんまり・・・・・・」
「そ、だよね・・・・・・」
葵・・・・・?
それっきり葵が口を開くことはなかった。


