「無理。今日は、県外に演奏に言ってる」
「だったら俺が送ってく。もう午後は授業ないから」
「・・・・・・・ありがとう」
やっと折れた葵を先に車に行かせ、事情を教頭に説明してから自宅まで送って行った。
「ディスクにコピーしたプリントあるからそれ配って?答え合わせは後日するから、残り時間は自習にしてくれて構わないから」
ベッドの上に寝かせると、まだ授業を心配して起きていようとしている。
「分かったからちゃんと休め。明日祝日だから明日もちゃんと休むんだぞ?」
「分かったよ」
「じゃあな」
ポンポンと頭を撫で、マンションを後にした。


