「全員男持ちかよ!騙したな、朝生千紗!!」
「騙したなんて心外な。私はうんともすんとも言ってないわよ」
確かに勝手に期待したのは七海先生だ。
「ところでさ、伊達先生と滝川先生は分かるけどこの人誰?」
何も知らないで自己紹介してたのか、樫野・・・・・
「七海雄士、彼女募集中の身でーす」
「あ!もしかして3年の時の教育実習生」
「葵から聞いてた先生だ」
そこまで話してたのか・・・・・・
「正解!俺も思いだしたぞ。あの時荒木を狙おうと思ってたんだよな。村上は片想いって言ってる様なもんだったし、増井先生は腕時計を見つめて心ココに在らずって感じだったし」
「え///////!?」
腕時計・・・・・・?
もしかして、俺があげたやつ・・・・・?
チラッと葵の腕を盗み見ると、今でもあの時の時計が時刻を刻んでいた。
そういえば、久しぶりに再会した時も付けてた様な・・・・・・・
ってことは、まだ葵は俺のことを想ってくれてる・・・・・・?


