「んっ・・・・・」 行為が終わると、必ず葵からキスをしてくる。 キスが終わると腕の中にクッタリと納まる。 何時も何時も少しやり過ぎたかな?と後悔をする。 だが、俺の理性を駆り立てる葵が悪い。 「そういえばさ、何で終わったら何時もキスすんの?」 「終わったらって、SEXの後?」 「そう」 卒業式から随分伸びた髪の隙間から赤い華が咲いて居るのを見つけた。 俺、ココにマーク付けたか? と思うのは毎回のことで、きっと無我夢中で葵を抱いて居て無意識に付けてしまっているのだろう。