どうして私は先生を忘れれないの?




「彼氏でもいるのか?」




ブンブンと大きく首を横に振る。




まるで、私はまだ先生を好きじゃないというかのように。




「・・・・・・・そっか」




ポンポンと優しく頭を撫でてくれた。




温かい。




安心する。




だけど、この手は先生のものではない______