「ただいま~・・・・・・・」 リビングに入ると、静まり返っていた。 増井!? 「_______・・・・・・・」 ソファーを覗きこむと、寝息を立てクッションを抱いたまま寝ていた。 よかった・・・・・・ ソファーを回り込むと、目にかかっている前髪を退かしてやる。 こうしていると天使が眠っているみたいだ。 自分で言って臭いな~、なんて思うが本当だ。 大きな白い羽を休め、皆に幸せを配るために休憩。 きっと目が覚めたら微笑むのだろう。 無邪気で純粋で、心を癒してくれる笑顔で______