「んっ・・・・・・・・・・」 留美の声を聞き、慌てて日記を戻し、涙をグッと堪える。 「いつ、き・・・・・・・?」 「そうだよ」 そっと頭を撫でてやると、ふにゃっと笑った。 ダメだ、涙で留美の顔が歪む。 目の前で笑っているのに 2ヶ月先に留美の姿がないなんて想像もつかない 留美とは中学からの付き合いだったから、留美がこの世に居るという考えが当たり前過ぎたのだ。 留美が居なくなるなんて考えたことも無くて、どうしたらいいのか分からない。 この問題に、答えはあるのだろうか。