部屋に入ると、安らかに眠っていた。 こうして眠っていると、病気は嘘だと感じる。 部屋の中心に置かれた机。 その上に置いてあるノートが目に入った。 これ、離婚する1ヶ月前位から書き始めた日記・・・・・・・? 読もうか躊躇ったが、日記を手に取った。 どうしても真実を知りたいと思ってしまったのだ。 ベッドを背凭れにし、表紙を開く。 ~留美の日記~ 注:誰も見ないこと! 私の本音を書くこと! 忘れてもいいようにできるだけ詳しく。 初っ端から重い内容だ。 冗談になんねぇって・・・・・・・