「そうだ。後従業員の役割みたいなの教えとくね」
お互い手を休めず、掃き続ける。
「当然なんだけど、ホールに男性は居ないの。キッチンには男性は居るんだけどね?メイドカフェだからホールは女性とオーナーだけ。私達の仕事はホールの掃除、オープンの準備____________」
と、まあ長く説明をしてくれるので適当に相槌。
聞いてるのがめんどくさくなってきた。
「と、まあざっとこんな感じかな」
全く聞いてなかったけど・・・・・・・
「・・・・・・・はい」
「あ、もう掃除は終わり。もうすぐオープンだから椅子下ろしといて」
「はーい」
適当に返事を返して椅子を下ろす。
「アオイちゃん、ご主人様が来たら笑顔ね。今日1回も笑ってないよ?」
まだ10時前ですけどね。
「ご主人様の心を掴んだメイドがこの店の1番になれるんだから」
「掴んだら給料アップとかあるんですか?」
「劇的な差や沢山のご主人様を帰宅させたらあるよ」
“あ、お客さんじゃなくてご主人様って言ってね”と付け加えられた。
ご主人様、ねぇ~・・・・・・・


