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「ってことでバイトすることになったから」
夜、先生が家に帰った頃を見計らって電話をかけた。
『ふ~ん。で、何のバイト?』
「メイドカフェ」
サラッと答えると、先生が何かを噴き出した。
「先生汚い」
『お前が変なこと言い出すからだろ』
「本当のことだもん。雫の兄ちゃんの店だって」
ベッドに置かれたクッションを抱きしめた。
「私は月夢と千紗の見張り。ボディーガードみたいなもんだよ」
『あまり無茶すんなよ』
「心配してくれるの?」
『当たり前だろ。彼女の事心配しない彼氏が何処にいんだよ』
“彼女”
たった一言で嬉しくなってしまう私は重症だろう。
ちゃんと、彼女だと思っててくれた。
「そうだね。男に取って喰われないようにする」
『何笑ってんだよ』
「別に~」
顔のニヤニヤが止まらない。
こんなの初めてだ。


