「早く出てって下さーい」
「教室に戻るって約束するならな」
するわけ無いじゃない。
「・・・・・・・・」
足を組んで携帯を再び弄り出した。
「約束しろよ!」
煩いな~・・・・
「次の授業何?」
「俺が知る訳ねぇだろ」
「じゃあ私も知らない。だから出ない」
最悪な授業だったら嫌じゃん。
「ダメだ」
「先生、お願い?」
可愛く首を傾げてみた。
「お前はそうやって男を落としてきたんだな。でもこれからはそんな手絶対使うなよ」
ちぇっ
通用しないか。
「じゃあ先生が私を満足させることが出来たら明日から真面目に授業出てあげる」
教師の立場であるあんたには出来ないでしょ。
「分かった」


