案の定次の休み時間さっきの集団に連れられ裏庭にやってきた。
勿論村上も居る。
脅えまくってるし。
普通なら脅えるのは私じゃない?
「あぁいうの止めてくれる?」
「そういうの止めてくれる?」
負けじと言い返した。
「団体で1人を囲えば勝てると思ってるの?そういうの単細胞って言うんだけど」
「は?男と身体を重ねることしか脳にない人に言われたくない」
思い切り手を振り上げられた。
結構キレるの早かったな。
叩かれる前に避けた。
お陰で空振り。
「ダサッ」
私が鼻で笑うと、数人で殴りかかって来た。
それもなんとかかわす。
叩かれて堪るもんですか。
「ちょこまか逃げんじゃないわよ!」
そろそろいいかな。


