放課後、教室で待っていても中々来ないし。
もしかして、約束忘れられた?
「増井さん来ませんね~」
教室に残っていたら沢野先生に見つかり、何故か一緒に待つことになった。
ガラッ
「遅い!」
ドアが開くと、沢野先生が真っ先に叫んだ。
「もしかして、忘れてたとかじゃないだろうな」
「沢野先生はなんでいるの?」
コイツ、話し反らしやがった。
話は沢野先生から始まった。
話を聞いていると、増井の母親って感じがしてきた。
心に穴が空いてるって言うから、体育館に連れ出した。
沢野先生も楽しいからという理由だけで付いてきた。
やることはバスケ。
5点先取ルール。
いい所まではいったのに結局負けた。
歳かなぁ~・・・・・


