「_________」
「_______」
煩い・・・・・・・
こんなに騒がしいのは何時振りだろう。
孤児園を出てからずっと1人だったから5年振り?
まあいいや。
うっすらと目を開けると、皆が楽しく食事をしていた。
眩しい・・・・・・
私・・・・・・・寝てたのか。
集中力の使い過ぎか・・・・・
「葵、起きた?」
「・・・・・湊」
焦点が合うのに数秒掛かった。
「おはよう。唐揚げ食べる?」
「食べる・・・・・・」
なんで唐揚げ?とも思ったが、湊の首に自分の腕を絡めた。
「はいはい」
湊の手によってベッドから下ろされた。
昔はよくこうやって甘えてたっけ。


