3人が勉強し始めて暇なので雑誌を読みながらベッドに転がっている。
「葵!真面目に勉強してよ」
ついに集中が切れたのか、雫が叫び出した。
「べんきょーしたって仕方ないじゃん」
テスト受けないし。
「仕方なく・・・・・・」
ピーンポーン_____
タイミングよく雫の言葉を遮り鳴り響いたチャイム。
誰だろう。
宅配は来ないし・・・・・・セールス?
そんなことを思いながらドアを開けた。
「お帰り下さい」
ドアを開けて第一声がコレ。
「酷くない!?ちょっと上がらせてよ」
なんで新が家知ってる訳!?
「葵、元気?」
後ろからヒョコっと顔を見せた湊。
「あ、湊じゃん」
そーいえば湊には住んでる場所行ったっけ。


