先輩と私と。

1年前のように、




私は適当に演説はしない。




かもめちゃんが憧れてくれている私は、




零を憧れる。





そんな零のようになれるように、





近づけるように、






去年零が何かを伝えたように。






私も今年は必死になって





友達の大切さ、ありがたみを伝える。





千愛ちゃんのおかげだね。





千愛ちゃんが全部教えてくれた。




千愛ちゃんがいなくなって空いた心の穴。




今まで、何で千愛ちゃんを雑に扱ったのだろうと後悔する。




だからそうならないように、




みんなにそうなって欲しくはないから、





友達の大切さを10分で伝える。





去年長くて苦痛だった10分は、




時間が足りないほどに短かった。









演説が終わって零を見ると、





ピースをくれたあとにokサインをくれた。