寒い冬のなか

生田くんと手を繋いで家まで一緒に帰った

「生田くんの手暖かい」

「さっきまで走ってたんで。」


「ありがとねっ」


生田くんのては

細いけど

暖かく大きかった


「そういえば初めて呼び捨てで呼んでくれたっ」


「///あ…あれは!」

「照れてる(笑)」


「あんりさんも僕のこと呼び捨てで呼んでくださいよ!」


「いいけど、私のこともちゃんと呼んでよ?哲!」


「いいですよ。あんりっ」