「絢斗がちょっとかまったくらいで調子乗られちゃ困るんだよね」 いやだから、調子乗ってませんてば。 目の前には綺麗なお姉さま数人。 お姉さまといっても、恐らく私と同じ年だろうけど。 「絢斗がおかしくなったのも、あんたのせいなんでしょ?」 うん、それは否定できない。 現に私が好みの例えに原ちゃんを出したことにより、竹下絢斗は熱血男と化してまったのだから。 前のクールな竹下絢斗が好きだった人達にとってみたらいい迷惑であろう。