「!!!」 「そうだった!!みたいな顔してないで早く拭いて」 イライラした口調でそういうと、 「へいへい」 と言って龍平はティッシュで拭き始めた。 ・・・・・もうやだこの連中。 絢斗の周りにはまともなのいない。 はぁ、と項垂れるあたしに、 「・・・・・もっかいやったろか?」 と龍平が遠慮がちに聞いてきた。