桜ちゃんの日常

ギクッとしたように、あいつが言う。

「ふっ、2人?」

完全にオドオドしてる。

「何で疑問形?」

少し意地悪してみると、

「さぁ?なぜでしょう?」

そらしたあいつにイラっときた。

「本当は?」

俺はどんどんあいつに近づく。

「近いですって!先輩!」

俺はあいつをかべまで追い込んだ。