桜side

「気持ち悪い」

いきなり朝、楓にキレられた。

「いくらねぇ付き合えたからって、ニヤニヤニヤニヤしないのっ!」

あの日のことを、楓に話した。

楓は優しく「良かったね」って言ってくれた。

「でもさ、あれいいの?」

楓の指さす方には、