「じつは、父さんも母さんの仕事を手伝うことになったんだ」 「それで…?」 すると、驚きの言葉が瑠衣を待ってといた。 「父さんも、母さんと一緒に海外に行かなきゃ行けないんだ」 「嘘っ!?あたし一人?」 あまりの驚きに瑠衣が椅子から立ち上がる。 「父さんも母さんも心配なんだ。だから………」 この瑠衣の父の一言で全てが始まる。