「ただいま」 玄関にまたまた聞き慣れぬ声が聞こ えた。 「お、來人、お帰り~」 「來人……?」 瑠衣はその名前をどこかで聞いてい た。 「な、なんで藤崎がいるんだ!?」 どうやら來人も瑠衣のことを知って いるらしく、すぐ気づいた。 「稲森って、來人くんの家だった の?」 「居候って、藤崎だったのか…!?」 「ん?二人とも知り合い?」 と和人が言うと、 「同じクラス」 ((ま、まぢかよっ!!)) 和人と楓は心の中で叫んだ。