瑠衣が下に降りると、これまた長身 のすらっとした美男が立っていた。 そして、あの綺麗な薄い唇が開く。 「あんたは?」 どこか冷たい視線が瑠衣を貫く。 「あ…はじめまして。今日から3ヶ月 間お世話になります、藤崎 瑠衣 です。よろしくお願いします」 「そ、俺は廉。この稲森家の2番目。 あんま干渉とかしないように頼む」 長男の和人とは正反対の性格の持 ち主で、あまり人との干渉を好ま ない性格らしい。