溺愛協奏曲

車内でも莉子を離したくなくて膝の上に乗せて抱きしめたまま



諦めたのか溜息をついて俺を睨んでる



ってか・・・・睨んでるつもりだろうがそんなの何とも思わねえ




そんな莉子も可愛いって思う俺は完璧にいかれてる




こいつにすっかりいかれてしまった俺自身に呆れて笑みがこぼれた



屋敷に着くと玄関前には組員が勢揃い




挨拶もすべて無視して莉子を急いで車から降ろす




莉子を早く堪能したくて無言のまま部屋へと急ぐ




挨拶がどうのと莉子に前言われたがそんなこと構っちゃいられねえ




すぐ近くにいる組員に俺の部屋に近づくな・・・・そう告げると




我慢も限界の俺は部屋に入るや否や莉子を壁に押し付けた




強く抱きしめむさぼるように唇を重ねた