「でもさ、結。翔太に言わなくていいの? 結の気持ち」
「今はまだ...言えないよ...」
「結さ、それ言ってどんだくらいたってると思ってる? もー、もったいないよ結は!少しは自信持ちな!」
何日たっても、何ヶ月たっても言えないものは言えなかった
こんなにも私は臆病者だったのかな…
花瑠は美人でスタイルもよくて、性格もいい、いわゆる完璧少女。
そんな子に彼氏がいないと聞いたら、学校中の男子が喜ぶだろうな。
それに比べると私は、花瑠には及ばない。
花瑠みたいに可愛くもなければ美人でもなく、スタイルがいいわけでもない。
ごく普通の高校生。
でも、そんな私を花瑠は大好きだ、自信を持て、と何度も励ましてくれた。
そのおかげで少しは変われたんだ。
花瑠には本当に感謝している。
