誰かもしらねぇ男の声に すっげーむかつく…。 夜那なんて呼び捨てにしやがって…。 いらいらが募る俺の耳に次に聞こえてきたのは 「イヤッ‼︎」 という支倉の叫び声。 なんだ⁈ アイツになんかあったんじゃないかって焦る。 そして近づいてくる階段を駆け下りてくるアイツの足音。 ただ変わったやつなんかじゃない。 肩で息をして涙をながすアイツをみてきっとなにかある。と、そう感じた。