そんなことを考えながらも、俺は資料室に教材を運び終えた。 教室に戻って昼寝でもしよ。 そう決めて階段を下りようとした時だった。 「ー…ごめんなさい。」 聞こえてきた声は …支倉? 声はこの階段の上からか…?