あたしのせいにしないでよ! って言い返そうとしたけど、確かにあたしにも非があったかも……。 ほんのちょっとだけね? そう思って言い返すのはやめといた。 「やべっ、早く食わねぇと俺の昼休みがつぶれる!」 そう言って結城くんは5分足らずで弁当をたいらげて、いそいそと職員室へと向かって行った。 そんなに昼休みが大事…? 同じことを思ったらしい由美と顔を見合わせて笑った。