大丈夫…かな…。 張り出されたクラス表を見ながらつくづく思う。 ここでは中学の頃のようには絶対なりたくない。 あたしは痩せて化粧だってして、格好が変わった分、前向きになれているような気がする。 「…きっと大丈夫だ。」 ふうっと大きく深呼吸して教室に向かう。