「ハァ、ハァ、ハァ…」 重たい身体で走ったせいで、屋上に着いた頃には、激しい息切れと脚の痛さでヒザから崩れ落ちた。 情けない…… こんな醜いあたしの事なんか誰が好きになるんだ…。 そんなの知ってたはずなのに……‼︎ 「~~…‼︎ ふぇ……」 あたしの涙は止まることを知らなかった。