「やだー、妖怪に触っちゃったぁ~。」 明らかにワザとぶつかってきたクラスメイトに浴びせられた言葉。 「ぶつかって来ないでよー、デブスがウツるじゃん」 アハハっ!! 周りにいた、その子のグループの子達も一緒に笑った。 …笑えない。 内心、むちゃくちゃ腹立ってる。 でも、もう感情を隠すのには慣れた。 だって、こんな生活が3年間も続いたから… なにも言わずに俯いてたあたしは、相手に胸ぐらを掴まれた。 「ー謝れよ…。」 ってね。 やっぱそう言われると思ってました…。