「ほんとはどこかでわかっていたんだ。でも現実と向き合うのがこわくて。認めたくなくて」 原田くんの、気持ち、よく分かる。 好きな人の気持ちを知りたいけど怖くて逃げたくなるもんね。 わたしだってそう。 「でも、それじゃダメなんだ、よね? いつまでも、このままには出来ない」 「うん」