学校一のモテ男といきなり同居

「そうだよね……郁実は、そんなことしないよね…」




「あたりまえじゃん。普段離れてるんだし、真央が心配するようなことはしないって決めてるから」




「……うん」




「噂になるのも、映画の番宣含まれてたりするから。業界側の作戦っていうか…。

共演するごとにそーいう仲になってたら、いちいち仕事できねーし」




「そうだよね…」




「ずっと……不満に思ってたんだな…お前、言わねーからわかんなかった」




女性関係は、郁実の仕事に差し障るといけないから、心に溜めてずっと言えなかった。




今、吐き出したことでスッキリしたかも…。












「言えよなー…付き合ってるんだから、気になることは言い合お。だから俺もさっき気持ちをぶつけたんだし」





「……そうなんだ。郁実が変わっちゃったのかと思ったよ」




「あー。会えない分、前より更に嫉妬深くなってる。ミキオもやたらと真央の報告してくるし、白雪と付き合うまでは冷や冷やさせられた」




「ミキオくんとは、ないよー…今はいい人だけど過去に乱暴されかけたし…わかってるでしょ?」




「それでも、やっぱ心配。俺だけの真央なのに…他のヤツの視線に晒されるだけでも、ヤダ」




そう言って顎を軽く掴み、チュッとキスをされた。