学校一のモテ男といきなり同居

「真央には刺激が強かった?」




ニヤっと笑うから、なんだか子供扱いされてるみたいでムカっとしちゃう。





「そーいうの、あるんだ?よくわかんない」




「怒んなよ、ライバルが減ってラッキーだろ?これで、もう俺たちの邪魔をするヤツはいなくなった…」




そう言いながら、あたしの手にキスをする。




「よく言う…高木さんが結婚したって、何も変わらない…」




「いや、だいぶ丸くなってきた。郁実も結婚すれば?いいよぉ~なんてあの人が言ってたからな。結局、いいパートナーに恵まれて、幸せ絶頂なんだろ?」




「結婚すればって言われたの!?」




「酒の席でだけどな?俺も、結婚しちゃおーかな」




ドキッとするようなこと、言わないでよ。




本心じゃないくせに…。













思わず黙りこむと、郁実があたしの手をクイっと引っ張る。




「最近、会ってもあんま楽しそーじゃないときあるよな。俺といるの、楽しくない?」




「そんなわけないでしょ!?昨日だって…すごく嬉しかった」




あたしから、運転席にいる郁実にギュッと抱きついた。




離れるのが、寂しいんだよ。




もう、ずっと離れたくないのに……許されない現状。




自分の力では、どうもできないこと。




それが、もどかしくて仕方ない。