「あれ、真央……?」
ハッと我に返る。
「はいっ、あたしです」
「へ?なんだよ、その返事。今どこにいるかって聞いてんの。相変わらずボーッとしてんな」
ヘラッと笑う顔が目に浮かぶ。
「ボーッとしてて悪かったわね!どうせあたしは…」
「席見たらいねーから、心配した。誰かにさらわれてない?」
サラッと言うから、ドキッとしちゃう。
「なわけないし!売店に行こうと思って」
「そっか。今からちょっとだけなら会えそーなんだけど…どーする?」
えええええっ!!
「会いたいっ、どこに行けばいい!?」
まさか友ちゃんが言ってるみたいに、ホントに会えるなんて。
今までこんなことなかったから、嬉しすぎる。
「人目につかないところ…ねーな、ハハッ」
「自分で言ってツッコんでるし」
「変装していくから、待ち合わせしよ。ゲートの入り口付近なんてどう?」
ライブの真っ最中で、ゲート付近にいるのは係員ぐらいだと思う。
結構、穴場かも…。
「うん、わかった。すぐに行くね」
「おう」
電話を切り、ゲートへと向かう。
気持ちが、高まる。
郁実に会うのは、一ヶ月ぶりなの。
また、カッコよくなってるんだろーな…。
ハッと我に返る。
「はいっ、あたしです」
「へ?なんだよ、その返事。今どこにいるかって聞いてんの。相変わらずボーッとしてんな」
ヘラッと笑う顔が目に浮かぶ。
「ボーッとしてて悪かったわね!どうせあたしは…」
「席見たらいねーから、心配した。誰かにさらわれてない?」
サラッと言うから、ドキッとしちゃう。
「なわけないし!売店に行こうと思って」
「そっか。今からちょっとだけなら会えそーなんだけど…どーする?」
えええええっ!!
「会いたいっ、どこに行けばいい!?」
まさか友ちゃんが言ってるみたいに、ホントに会えるなんて。
今までこんなことなかったから、嬉しすぎる。
「人目につかないところ…ねーな、ハハッ」
「自分で言ってツッコんでるし」
「変装していくから、待ち合わせしよ。ゲートの入り口付近なんてどう?」
ライブの真っ最中で、ゲート付近にいるのは係員ぐらいだと思う。
結構、穴場かも…。
「うん、わかった。すぐに行くね」
「おう」
電話を切り、ゲートへと向かう。
気持ちが、高まる。
郁実に会うのは、一ヶ月ぶりなの。
また、カッコよくなってるんだろーな…。


